idea factory from newspaper 2003 7 12
ネット株(Internet business)
今は昔、ヤフーという銘柄の株価が急騰した時がありました。
あの当時、私は、こういうネット株に興味がありませんでした。
いくら株価が上がっても、気にしませんでした。
なぜなら、あの当時は、インターネットが定着していなかったことや、
高速大容量通信というブロードバンドが、なかったからです。
インターネットと言っても、低速で、なおかつ、
通信回線に、接続しては切り、接続しては切り、という状態でした。
このような状態で、インターネットビジネスをやっても意味がないと考えていました。
さて、現代。
光ファイバーやADSLが、一般的となり、
高速大容量通信で、インターネットに常時接続という、
ブロードバンド社会が確立しました。
やっと、インターネットのインフラが整備されたのです。
やっと、インターネットビジネスの条件がそろってきたのです。
今度は、今年の初めから、ネット株の情報を集めるようになったのです。
インターネットショッピングやインターネット広告の資料を集めました。
さらに、年初から、ドメインについて、資料を集めました。
今までは、個人は、インターネットのプロバイダーのスペースを間借りして、
ホームページを開いていました。
そんなにインターネットが一般化していなければ、
ホームページには、関心が低い。
ホームページは、補完的なものという感覚だったと思います。
しかし、インターネットが一般化し、ブロードバンド社会が確立すると、
ホームページは、補完的なものから、主役的なものに変るのです。
こうなると、プロバイダーのスペースを間借りするのは、終わる可能性があるのです。
プロバイダーのスペースを間借すると、
ホームページのアドレスは、www.abcefg-xyz.net/~abcとなるのです。
これでも短い方です。もっと長いアドレスが多いのです。
ホームページが、補完的なものだった時は、これでよかったのですが、
ホームページが、主役的なものに変る時、これでは、困るのです。
そこで、自分でドメインを取得する必要がでてくるのです。
自分でドメインを取得すると、
ホームページのアドレスは、自分で決められます。
たとえば、短ければ、www.***.jpになります。
この***の部分に、自分の好みの名称を入れれば、よいのです。
「www.abcefg-xyz.net/~abc」と「www.***.jp」を比較して、どちらがよいでしょうか。
ただし、インターネットに常時接続という環境では、注意が必要です。
システムの安定性が重要なことはもちろん、
システム障害の対策が必要です。
さらに、ウイルス対策が非常に重要です。
インターネットに常時接続という環境では、いつでも、
ウイルスが入ってこれる状態です。
インターネットに常時接続という環境では、
家の窓、家の玄関を、常に、開けたままに等しい状態です。
インターネットのセキュリティには、十分すぎるほどの費用をかけるべきです。
私は、インターネットのセキュリティの費用は、節約しません。
この費用は、最優先の費用です。
さて、将来、インターネットの通信速度は、
100Mbpsが普通となるでしょう。
これは、光ファイバーが有力ですが、ADSLも可能性がない訳ではありません。
さて、現在のところ、通信速度は、
64Kbps>8Mbps>12Mbps>26Mbps
という具合に進歩してきました。
今後は、光ファイバーの普及と、ADSLの高速化で、
もっと、通信速度が向上します。
しかし、問題がでてきます。
高速大容量通信が、さらに高速化すると、
今のCPU、メモリ、ハードディスクでは、力不足となるでしょう。
CPU、メモリ、ハードディスクをさらに、高速化する必要があります。